髙倉純教授の研究成果がJournal of Archaeological Science: Reportsに掲載されました
2026.9.13
髙倉純教授(A01班/札幌国際大学)の研究成果がJournal of Archaeological Science: Reportsに掲載されました。
Jun Takakura,
Unveiling learning behaviours of Upper Palaeolithic foragers in the landscape: a comparative study of lithic assemblages and refitting from the Hirosato techno-complex in Hokkaido, Northern Japan,
Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 75, 2026, 106027,
https://doi.org/10.1016/j.jasrep.2026.106027.
本論文では、北海道における上部旧石器時代に現れた「広郷技術複合」の石器群組成および接合資料を分析することにより、石器製作者の学習行動のコンテクストを明らかにすることを目的としました。
各遺跡でどの段階の石刃製作やその二次加工が行われたかを分析・特定することで、初心者が石刃製作に関連する技術的知識やノウハウを習得することが可能であった状況について考察し、加えて教示行動の実施を示唆する石器接合資料の存在からみて、原材料が豊富な場所に位置する特定の遺跡が、石刃製作の技術の伝承において重要な役割を果たしていた可能性があることが示されました。
本論文はオープンアクセスで下記のリンクから閲覧できます。ご興味のある方は是非ご一読ください。
https://doi.org/10.1016/j.jasrep.2026.106027