第5回全体会議を開催しました

2026.6.25

2026年6月20日(土)21日(日)に、京都大学稲盛財団記念館+オンラインで第5回全体会議を開催しました。

 

一日目のセッション1では、「文化進化」というテーマで議論が行われました。

ほかの動物社会にはみられない「ヒトらしさ」を理解するひとつのカギとして「文化進化」を考え、最新の理論的動向、遺伝子と文化の共進化、考古学資料の分析と文化進化研究、文化進化を支える認知的特性、ヒト以外における文化進化の可能性について、議論がなされました。

ヒト特有と考えられてきた累積的文化進化について、生物進化的観点から情報を整理し、領域全体の研究基盤の一つとして共有されました。

 

セッション2は「ポスターセッション」で、主に公募研究者がこれまでの研究成果についてポスター発表を行いました。

領域メンバーと公募研究者が分野を超えて交流し、議論を深めることができました。

 

二日目のセッション3では、「検証と解釈:科学から逸脱する文化的構築物としての「ココロ」の次元」というテーマで議論が行われました。

マテリアマインドでは現在、考古学と認知科学などが中心となって、科学的データと分析に基づく実証的な研究が活発に進められています。

一方でヒトの心性は遺伝的要因や生物学的機能といった科学的アプローチだけでは完全に解明することは困難であるため、このセッションでは社会文化的に構築され、特定の地域社会内で共有されている心性に焦点を当て、報告と議論を行いました。

 

最後に、アドバイザリー・ボードからコメントをいただき、盛会のうちに終えることができました。

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