第3回全体会議を開催しました。

2025.6.17

 2025年6月14日・15日に、同志社女子大学今出川キャンパス+オンラインで第3回全体会議を開催しました。

 1日目のセッション1では、「機械学習によるトラッキング」をテーマに議論が行われました。日進月歩で技術開発が進む自動トラッキングについて、すでに利用している研究者が、各ツールのメリット・デメリットを紹介し、これから導入することを考えている研究者に対してユーザー視点からの実践的な情報共有がなされました。

 

 セッション2では、今年度から加わった公募研究者に自身の研究内容をフラッシュトークという形で短く紹介してもらいました。その後、京都ブライトンホテルに移動してポスターセッションを行い、さらに個別に議論を深めました。

 

 猿橋賞を受賞した上川内あづさ教授(名古屋大学)の挨拶

 

 2日目のセッション3では、「個人と社会あるいは実践と制度」をテーマに、民族誌学的研究と民族史的研究に基づいて個人実践と社会制度の相互作用について議論が行われました。全体討論では、「個人」という概念を中心に議論が行われ、異分野間で概念や方法論の違いを共有していくことの重要性が確認されました。

 
 
全体討論 領域代表 松本直子(岡山大学・教授)
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