7/11(土)開催 シンポジウム『映像知覚と認知のダイナミクス:シーン知覚とイベント理解から探る⼼の働き』
2026.6.23
学術変革領域(A)『マテリアマインド』と学術変革領域(B)『心情認知学』の合同で、シンポジウム『映像知覚と認知のダイナミクス:シーン知覚とイベント理解から探る⼼の働き』を開催します。
どなたでもご参加いただけます。
日時:2026年7月11日(土)14:00~16:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎5階453教室
(どなたでもご参加頂けます。無料)
講演者1:Dr. Les Loschky (Kansas State University, JSPS Fellow, Kyoto University)
演題:The Scene Perception & Event Comprehension Theory (SPECT) And the Quest to Defeat the Tyranny of Film
(シーン知覚とイベント理解理論(SPECT)と映像の支配を打ち破るための探求)
※ロシュキー博士の講演は英語で行われます。
講演者2:上田祥行(京都大学人と社会の未来研究院 准教授)
演題:Psychosentience: From Scene Perception to Mental-State Understanding
(心情認知学:シーン知覚から心的状態理解へ)
※上田博士の講演は日本語で行われますが、スライドは英語となります。
司会・討論者:川畑秀明(慶應義塾大学文学部 教授)
≪概要≫人が感じている世界は刻々とダイナミックに移りゆくものです。人間が動的な世界を観察する際、その事象をどのように理解し、他者の心的状態をいかに読み解くのか。本シンポジウムでは、「シーン知覚とイベント理解」を手がかりとして、人間の心の働きにおける複雑な働きに迫ります。Les Loschky博士(カンザス州立大学)の講演では、「シーン知覚・イベント理解理論(SPECT)」に基づいて、イベント(事象)の理解が視線に及ぼす影響を検証し「映像の支配(Tyranny of Film)」を打破する画期的な研究を紹介します。上田祥行博士(京都大学)は、シーンの文脈から心的状態を読み解く「心情認知学(Psychosentience)」の枠組みを提案しています。人間はシーンの文脈情報と行動的手がかりを統合して他者の心を精緻に解釈します。同じ映像を見ても観察者間で知覚される心的状態が異なる点に着目し、その推測の違いが眼球運動の差異とどう関連するかを検証した知見を紹介します。